行政書士試験 独学合格体験記(2)         模試と肢別、そして合格への道

行政書士試験 独学合格体験記(2)         模試と肢別、そして合格への道

苦手克服と学習の変遷を振り返る


【4〜5月】模試初挑戦と基礎知識の壁
ゴールデンウィーク中は合格道場で過去問に取り組み、正答率は65〜85%と安定していました。肢別問題集も同時進行で進めていたため、この結果は当然かもしれません。その後は条文の素読や判例の読み込みを中心に学習を進め、5月23日の合格革命市販模試第1回では記述抜き160点を獲得。しかし、基礎知識で足切りとなり、一般知識対策の必要性を痛感しました。


【6〜7月】点数低迷とジグザク方式の導入
6月18日の合格革命第2回模試では、得点が半分程度しか取れず撃沈。肢別問題をやらないと点数が落ちることを痛感しました。そこで、肢別憲法7周、行政法9周、民法9周、商法会社法8周、基礎法学以降6周と繰り返し、7月5日の合格革命第3回模試では記述抜き146点まで回復。学習方法を「ジグザク方式」に切り替え、テキスト→肢別→素読と繰り返すことで、曖昧な理解が確実なものへと変化していきました。


【8月】直前期の学習計画と苦手分野の発見
8月に入り、夏休みを前に直前期の過ごし方を見直しました。アプリ記録によると、条文素読1周30時間、肢別1周36時間、記述1周6.5時間、テキスト1周23.5時間と把握でき、それをもとに学習計画を立てました。8月9日のタック市販模試第1回は記述抜き176点(行政法14/19)、14日の第2回は記述抜き174点(行政法12/19)と高得点を維持。しかし、その後8月24日の合格革命市販模試第2回、29日のレック市販模試第1回はいずれも記述抜き146点(行政法10/19)となりました。8月は模試を4回こなし、苦手分野が行政法であることを強く認識します。


【9月】徹底した行政法強化と回転数増加
9月は行政法を重点的に復習しつつ、肢別問題を回し続けました。憲法肢別10周、行政法15周、民法13周、商法会社法11周、基礎法学以降8周と周回数を重ね、9月15日のタック市販模試第2回では記述抜き146点(行政法14/19)。記述には自信があったものの、行政法と基礎知識の不安は拭えませんでした。さらに、9月28日のタック市販模試第3回も記述抜き146点と安定。しかし、肢別の周回だけが増え、点数が伸びない現状に市販教材の限界を感じ始めました。それでも時間がないため、市販教材で最後まで戦う覚悟を決めました。


【10月】逆境の中でのラストスパート
10月5日、父が亡くなりました。不合格の時に父の死を言い訳にしたくなかったので、とにかく勉強を続けました。集中できない中でも時間を積み重ね、やり抜きました。10月12日のレック市販模試第3回は記述抜き176点(行政法18/19)。ギリギリ間に合ったという安堵感を得られました。


【試験直前〜本番】総仕上げと合格までの軌跡
試験本番までに肢別憲法14周、行政法19周、民法16周、商法会社法15周をこなし、総学習時間は約1500時間に達しました。(よく間違える肢だけの周回数や動画講義視聴時間は含みません。)肢別、条文素読を繰り返し、合格を目指しました。


【合格を振り返って】効率とコスト、そして今後
市販教材だけで一発合格を目指し、何とか合格することはできました。目標を達成することはでしました。しかし、効率的な学習だったかは疑問が残ります。時間はお金で買えません。教材費16,880円で合格できたものの、人の倍以上の時間を費やしてしまったのかもしれません。お金に余裕がある方は、予備校の利用もおすすめします。
開業を前に、この試験について思うことは、勉強し続けることができるかどうかを試されているのだと思います。なぜなら、開業後はお客様のために勉強し続けることが必要だからです。試験科目と実務がかけ離れているので、勉強しなければお客様に迷惑をかけるのは必然です。これからも勉強して、勉強して、勉強し続けたいと思います。

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松原 巧

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